早くも春クールが始まった・・・この前まで正月に心躍されていたのだが。
冬アニメは39本完走(再放送アニメ/途中で切ったアニメを除く)
数字に表せば多く感じるけど、体感としてはもはや食事と同じで日常の一部であった。
で、今回は忙しくてまだ冬アニメに手が付けられていない人向けに、
「結果最後まで面白かったな」な作品を紹介。
アクション系
・青のミブロ—芹沢暗殺編—
1863年の京都。素直で優しく、しかしその心奥で正義を燃やす少年・にお。嫌われ者の浪士集団・壬生浪(ミブロ)の土方歳三、沖田総司と出会ったことをきっかけに、少年の激動の青い春が幕を開ける。
1期はわりと流し見程度だったが、
芹沢鴨暗殺をメインに置いた2期は、暗殺に至るまでのストーリーに思いのほかドラマがあり、惹きこまれた。
・ゴールデンカムイ 最終章
明治末期の北海道を舞台に、日露戦争の英雄・不死身の杉元が、
アイヌの少女アシㇼパと共に、埋蔵金のありかを示す脱獄囚の刺青を巡って争奪戦を繰り広げる冒険活劇。
最終章とあるように、とにかくクライマックス。古くはハガレン、近年では鬼滅のように、今までのキャラが集結した乱戦はとにかく盛り上がる・・・が、まだ終わらなかった・・・(決着編は今冬らしい)
・葬送のフリーレン 第2期
勇者とそのパーティーによって魔王が倒された“その後”の世界が舞台。
パーティーの一人である魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれる。
グリグリ動くアクションシーンもあれば、気が抜けるほのぼのシーンもあり。文句なしで面白かった。
・勇者のクズ
続編ばかりもあれなので。
マフィア(通称:魔王)が支配する近未来の東京で、違法手術や薬物で能力を得た賞金稼ぎ(通称:勇者)たちが殺し合う世界。荒くれ者の主人公(勇者)が、ひょんなことから駆け出しの女子高生勇者3人の師匠となる。
クズで思いやりのない主人公と、心身ともに問題だらけな弟子たちが事件に巻き込まれていく。万人にオススメする作品ではないが、最後までわりとドライな師匠と、距離を詰めたがる弟子たちとの関係性・距離感が良かった。
サスペンス/ミステリー系
・グノーシア(2クール目)
宇宙版人狼ゲームのような感じ。原作はPlayStation Vitaで発売されたインディゲーム。
登場人物が多く、またループモノのため難解になりそうな所だが、ゲーム未プレイの私でもわかりやすく視聴できた。キャラの魅力を出しつつエンタメとする苦労は計り知れなかったであろうが、アニメ化にあたり脚本家や制作陣の努力を強く感じた。
18話まではグッドエンド、19~21話にてトゥルーエンドという構成も良き。
特に、18話の最終回(グッドエンド)では、TV放映時に一切のCMを入れずOAしたことも素晴らしかった。
・エリスの聖杯
主人公は、地味で誠実な子爵令嬢コニー。ある日、コニーは10年前に処刑された稀代の悪女スカーレットの亡霊と出会う。2人はバディとなり、貴族社会の巨大な陰謀や、スカーレット処刑の真実を追究していく。
名作とは言わないが、2人の関係性や無力ながら頑張るコニーの姿は見ていて応援したくなる。
何となく好きで最後まで見てしまった。
・カヤちゃんはコワくない
強い霊能力を持つ幼稚園生のカヤちゃんは、友達や家族に忍び寄る幽霊を見かけては退治をするが、周囲には理解されず、その言動などから問題児扱いされている。
しかし、担任のチエ先生だけは徐々にカヤちゃんを理解していき、やがてカヤちゃんの出生の秘密を知ることになるのだが・・・。
夕方17:30に放映されていたので、古くは「花子さんがきた!」的な完全に子供向けかと思っていたが、想像以上に”呪われた家系”的なドロドロとしたものだった。
最終回にて、タイトル “カヤちゃんはコワくない” の本当の意味が分かった時、
スッとこちらの憑き物が落ちたような感覚に陥った。
・ダーウィン事変
アメリカ合衆国を舞台に、人間とチンパンジーの間から誕生したヒューマンジー:チャーリーの人生を描く。
予想通り、差別や人権をメインにしたストーリーではあったが、敵対する過激派団体の存在が思いのほかクレイジー。また、チャーリーに優しく接する人たちが報われず、いたたまれない。
恐らく2期があるはずの最終回は、更なる大きな謎と展開を誘った。
日常系
・違国日記
両親を事故で亡くした15歳の少女・朝(あさ)。人付き合いが苦手な小説家・槙生は、葬儀で親族にたらい回しにされそうになっている朝を、勢いで引き取ることに。年齢も性格も異なる2人よる、ぎこちない同居生活を描く。
15歳にしては考えすぎな朝や、ポエム感が鼻に付く槙生など、二人のキャラが合わない人もいるだろうけど、なろう系やらファンタジーやら多い昨今には、こういった作品が見たくなる。
OP/ED、劇伴など楽曲がとても素晴らしかった。
・シャンピニオンの魔女
黒い森に棲むルーナは、人々に黒魔女として恐れられている。そんな人の温もりを知らないルーナが、初めての恋をするのだが・・・。
絵本のような世界感。
不憫なルーナをただただ応援しつつ、お供の動物たちに癒される。
中盤からメインになる弟子のリゼを好きになれるかで評価が変わりそう。
・正反対な君と僕
元気なギャルの鈴木と、大人しい男子の谷。
正反対な二人が互いを尊重しながら、ゆっくりと理解を深めていく姿と、
友人たちとの学校生活を描くラブコメディ。
原作のタッチとアニメーションとの相性が非常に良く、ポップな作品に仕上がっている。
てっきり2人が付き合うまでのラブコメかと思っていたので、恋人になってから始まるストーリーに驚いた。登場人物に嫌なヤツが一人も出てこないのも◎
・青のオーケストラ Season2
とある理由からヴァイオリンを封印し、無気力になっていた元・天才少年の青野。とあるきっかけから音楽への情熱を取り戻し、オーケストラ部で厳しい練習や様々な悩みとぶつかりながら成長していく。
文化部のスポコン・・・と表現すると色々と矛盾はあるが、若さと青春がストレートに響く良作。
「響けユーフォニアム」同様、人間関係や奏者選抜によるギスギス感はあるものの、本作の方がより子供らしい青春作品だと思う。
・29歳独身中堅冒険者の日常
中堅冒険者のハジメは、悠々自適な冒険者生活を送る中、ある日ダンジョンで拾った少女リルイと共同生活を始めること。不器用なハジメと、サキュバスのリルイが織りなす、笑いと絆のドタバタストーリー。
量産型ファンタジー作品の中では、良い作品かと。また、昨今多かった中年系の中でも、特別キツいハーレム展開はないし、サキュバスであるリルイによる品の無いエロ描写も無く、好感が持てた。”こういうので良いんだよ!”という作品。
・メダリスト 第2期
元フィギュアスケート選手の司は、アイススケートを独学で学ぶ少女・いのりと出会う。年齢的に遅咲きとなるが彼女のメダリストになる夢を叶えるべく、努力と根性でライバルたちに挑む成長と師弟の絆を描く。
1期同様、笑いとシリアスのバランスやテンポが良く、なにより主役の2人が好きになる。
続きは劇場版らしいのが、唯一の残念ポイント。
まとめ
昔はどんなに酷いアニメでも、全て視聴したものだ。
“いずれ化ける” “クソアニメとして笑いや話のタネになる” と。
しかし昨今、時間の無駄と思える作品は遠慮なく切れるようになった。
これは、よく話に聞く”年齢とともに興味が薄れた”ということではなく、
やはり趣味や楽しめるコンテンツが増えたからである。
1日の時間配分を、もしくは人生の時間配分を考えると、
各趣味に費やす時間に微調整が発生する。
「無職だから時間余りまくってるじゃん」と思われるだろうが、
こちとらもう遊びまくりなのである。残りの人生を考えると、さらに1日48時間欲しいぐらいだ。
だから仕事を辞めて好きに生きているのだけど。
こういった欲望の果てに、不老不死を求めるヴィランが生まれるんだろうなと、
身をもって思う今日この頃である。
私は、いつでも人生を終えられるタイプの不老不死になりたい。

